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和歌山県那智勝浦町 重要文化財那智山青岸渡寺本堂耐震診断
2021年3月31日魚津建築設計事務所にて和歌山県那智勝浦町の世界遺産那智山青岸渡寺様で、重要文化財本堂の耐震診断業務をさせて頂きました。
・概  要:西国第一番札所として名高い青岸渡寺(せいがんとじ)様(天台宗)は和歌山県の南東部にある那智山の中腹に位置し、 平成16年(2004)にはユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された名刹です。
 豊臣秀吉の発願によって、那智山如意輪堂の再建を手掛け、天正18年(1590)に落慶したのが現在の本堂で、明治37年(1904)に特別保護建造物に、昭和41年(1966)には本堂内厨子が、本堂と共に国重要文化財に指定されています。

<参考文献>
・『重要文化財 那智山青岸渡寺本堂・宝篋印塔修理工事報告書』1987年
・業務期間:2020年2月 〜 2021年3月
・業務内容:地盤調査、予備調査(建物実測調査・作図)、耐震診断、補強案策定、報告書作成。
・リポート:重要文化財本堂の耐震診断業務をさせて頂きました。
青岸渡寺様と並立し、同じくユネスコ世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された熊野那智大社様においても、昭和57年(1982)建立の休憩所を魚津社寺工務店で手掛けさせて頂きました。

このたび、当社ホームページへの掲載の許可を頂いた那智山青岸渡寺様、熊野那智大社様には改めて御礼申し上げます。

(1) 本堂正面全景

(2) 本堂側面全景

(3) 本堂内部 中央上部が豊臣秀吉の銘がある大鰐口

(4) 内部の調査

(5) 床下の調査

(6) 地盤の調査

(7) 昭和57年(1982)当社建立の熊野那智大社休憩所

こちらに、魚津建築設計事務所の調査経歴一覧表がございます。








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